「ダイエットアプリを入れたけど続かなかった」——よくある話です。アプリの問題ではなく、使い方の問題であることがほとんどです。私は4月から1年間、同じアプリを使い続けて30kgの減量に成功しました。「続くアプリの選び方」と「正しい使い方」を公開します。
ダイエットアプリの「続かない理由」を先に理解する
続かない理由は大きく3つです。
①入力が面倒で続かない——毎食の食品名を手入力するタイプは2〜3日で挫折します。
②完璧に記録しようとして失敗する——食べたものをすべて完璧に記録しようとすると、1回でも記録できない日に「もうやめた」となります。
③アプリの通知がストレスになる——「今日はまだ入力されていません」という通知が毎日来るのが煩わしくなってやめる。これらを避けるアプリ選びと使い方が大切です。
続くダイエットアプリの4つの条件
- カメラ撮影で食品を認識できる:食品名を手入力するより、写真を撮るだけでカロリーを表示してくれる機能のあるアプリを選ぶ。入力の手間が9割減ります。精度が100%でなくても大丈夫。「だいたいのカロリー把握」が目的なので、多少の誤差は許容範囲です。
- 体重グラフがシンプルで見やすい:毎朝体重を入力したときに、グラフがすっきりと表示されるものを選ぶ。グラフが下がっているのを見ることが小さなモチベーションになります。複雑すぎる画面は続きにくい。シンプルが最強です。
- 「今日の目標カロリー」が表示される:1日のカロリー目標を設定して、「今日あとどのくらい食べられるか」が一目でわかる機能があるものが使いやすい。残りカロリーが見えると、夕食の選択が自然と変わります。
- 通知の設定が細かくできる:毎日しつこく通知が来るアプリは、うっとうしくなってアプリごと消してしまいます。通知の頻度・時間帯を自分で設定できるアプリを選ぶ。私は「1週間に1回、週のサマリー通知のみ」に設定していました。
正しいアプリの使い方:最初の1ヶ月は「記録するだけ」
最初から数字を気にする必要はありません。最初の1ヶ月は「食べたものを記録するだけ」をゴールにしましょう。完璧に記録しなくていい。写真を撮るだけでもOK。「昨日何を食べたか記録したかどうか」だけを気にする。記録の習慣が定着してから、カロリーや栄養素の数字を見始めます。いきなり数字を分析しようとすると、面倒になってやめてしまいます。
私が1年間使い続けた「アプリ活用の3つのルール」
①完璧に記録できない日も「昨日より少しだけ」でいい。外食で何を食べたか正確にわからない日は「外食・普通量」と入力するだけでOK。②体重が増えた日も必ず記録する。増えた日を記録しないと、原因分析ができない。「増えた事実」を記録することで、翌日の行動が変わる。③1週間のグラフで判断する。1日単位の体重変動は水分・食事の重さで大きく動く。1週間・1ヶ月の平均で見ることで、本当の変化がわかります。
自衛隊での「記録の文化」から学んだこと
自衛隊では訓練の記録・検定の記録・補給物品の記録——あらゆることを記録する文化があります。記録することで「今どこにいるか」が把握でき、「次に何をすべきか」の判断ができます。ダイエットも同じです。記録のないダイエットは「目をつぶって走っているようなもの」です。どこへ向かっているのか、今どこにいるのかがわからない。アプリを使った記録が、ダイエットに「方向感」を与えてくれます。
介護の現場での「記録の重要性」
介護施設では利用者の食事量・排泄・体重・バイタルをすべて記録します。記録なしに適切なケアはできません。体重の急変・食事量の低下——記録があるから異変に気づけます。個人のダイエットも同じです。記録があるから「先週より体重が動きにくくなった(停滞期のサイン)」「今週は食べすぎの日が3日あった」という気づきが生まれます。アプリは「自分の体のカルテ」だと思うと、記録する意欲が変わります。
まとめ:アプリは「続ける仕組み」として使う
アプリは万能ではありません。でも「記録する習慣を持つこと」を助けてくれる最強のツールです。完璧に使う必要はない。写真を撮る・体重を入力する、これだけ続けるだけで、1年後の結果は大きく変わります。今日から始めてみてください。


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